注意事項

ロボットアクションを使用する上で注意が必要なこと、および、ロボットアクションでは実行できないことについて説明します。

管理者権限が必要な操作を行う場合 CELF を管理者権限で実行する必要があります

実行に管理者権限を必要とするコマンドや、管理者権限が無いと操作できないアプリケーションを RPA で操作する場合、CELF を管理者として実行してください。

  1. CELF を終了します。

  2. 「Curl コントロール パネル」を表示します。

    ヒント

    「Curl コントロール パネル」はスタートメニューの「Curl RTE」の下に表示されます。

  3. 「シャットダウン」ボタンをクリックします。

    ../../_images/runas_admin_1.png
  4. スタートメニューの「Curl コントロール パネル」を右クリックし、管理者として実行します。

    ../../_images/runas_admin_2.png
  5. CELF を実行すると、管理者権限で実行されます。

セキュリティで保護された操作を行うことはできません

「Ctrl キー、Alt キー、および、Delete キーの同時押し」等、OSのセキュリティで保護された操作を行うことはできません。

ロック中のPC上での動作は保証されません

スクリーンセーバーの実行中やPCのロック中の動作は保証されません。

参考

2台のPCを使ってリモートデスクトップ接続を行うことで、 PCをロックしつつ接続先のPCでロボットアクションを動作させることができます。 詳しくは PCをロックした状態でロボットアクションを実行する を参照してください。

アクションセットを作成したPC以外の環境での動作は保証されません

別のPCで実行した場合、または、OSを変更した場合等、アクションセットを作成した環境以外での動作は保証されません。

画面の表示倍率を変更した場合はログインし直す必要があります

画面の表示倍率を変更した場合は、ログインし直してください。 表示倍率の変更後、ログアウトせずにロボットアクションを実行した場合の動作は保証されません。

ディスプレイを複数使用している環境でも操作可能なのはメインディスプレイのみとなります

PCに複数のディスプレイを接続している環境において、2 台目以降のディスプレイ上の領域を操作対象として指定することはできません。 1 台目のディスプレイに対しては通常通り操作を行うことができます。

画面の表示倍率を変更した環境でスクリーンショット取得モードが設定と異なる表示倍率で表示される場合があります

画面の表示倍率を変更されている環境でスクリーンショットを実行した場合に、スクリーンショット取得モードでの表示が元画面より大きな倍率で表示される場合があります。 CELF 実行環境の設定を変更していただくことで正しい倍率で表示されるようになります。

  1. CELF 実行環境のインストール先フォルダーで「surge.exe」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。

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    注釈

    「surge.exe」のインストール先は標準では以下の通りとなります。
    32bit OS の場合:
    C:\Program Files\Curl Corporation\Surge\9\bin
    64bit OS の場合:
    C:\Program Files (x86)\Curl Corporation\Surge\9\bin

    CELF 実行環境のインストール先を変更されている場合は、インストール時に指定されたフォルダーをご確認ください。
  2. 「互換性」タブの「高 DPI 設定の変更」ボタンをクリックします。

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  3. 「高 DPI スケール設定の上書き」のチェックボタンのチェックを外します。

    ../../_images/highdpi_3.png