[RPA_FAQ000041]パスワード付きのExcelファイルを開くと後続の処理が実行されません

Q

「アプリケーションを起動する」アクションでパスワードが設定された Excel ファイルを開いたところ
パスワードを入力するまで後続の処理が実行されません。

A

Excel 2016 を使用している場合など一部の環境では
「実行するアプリまたは開くファイル」にパスワード付き Excel ファイルを指定すると発生する場合があります。

こういった場合「実行するアプリまたは開くファイル」には Excel の実行ファイル (EXCEL.exe) を指定し、
「起動オプション」に開きたいファイルを指定してください。
Excel の実行ファイルの場所は Office 2016 の場合は次の通りです。

 C:\Program Files\Microsoft Office\Office16\EXCEL.EXE


もし上記の場所に実行ファイルが存在しない場合は次の手順でインストールされている場所を確認することができます。

 1.スタートメニューの「Excel」のアイコンを右クリックします。

 2.「その他」の中の「ファイルの場所を開く」を選択します。

 3.表示されたウィンドウの「Excel」のショートカットアイコンを右クリックします。

 4.「プロパティ」を選択します。
  表示されたウィンドウで「ショートカット」タブの「リンク先」欄に Excel の実行ファイルのパスが表示されます。


もし上記方法で「リンク先」に実行ファイルパスが表示されない場合は、次の手順で実行ファイルの場所を検索して確認してください。
※ お使いの環境にっては検索結果が表示されるまでに数分~数十分かかる場合があります。

 1.スタートメニューから「Windows システムツール」の「エクスプローラー」を実行します。

 2.表示されたウィンドウの左側に表示されているリストから「PC」を選択します。
  左側にリストが表示されていない場合は「表示」メニューの「ナビゲーションウィンドウ」を選択して一覧を表示します。

 3.ウィンドウ右上の「PCの検索」と表示されている入力欄に「EXCEL.EXE」と入力して Enter キーを押します。
  しばらく待つと検索結果一覧に「EXCEL.EXE」が表示されます。
  検索結果一覧に「EXCEL.EXE」が表示されない場合、Office がインストールされているかどうかご確認ください。

 4.検索結果一覧の「EXCEL.EXE」を右クリックして「プロパティ」を選択し、プロパティ ダイアログの「場所」欄からパスをコピーします。
  「実行するアプリまたは開くファイル」にはコピーしたパスの最後に「EXCEL.EXE」を追加したものを設定します。
  例)
   検索結果一覧に表示されたフォルダーが「C:\Program Files\Microsoft Office\Office16」の場合、
  「実行するアプリまたは開くファイル」は「C:\Program Files\Microsoft Office\Office16\EXCEL.EXE」と設定します。