文字列操作

画面上の項目に任意の文字を貼り付ける、または、画面に表示されている文字をデータとして読み取ることができます。

文字列を貼り付ける

  1. 「ロボット」タブから「文字列を貼り付ける」アクションをドラッグし、エディットエリアに設定します。

  2. 「操作対象設定」ボタンをクリックします。

    ../../_images/111.png

    ちなみに

    「文字列を貼り付ける」アクションでは操作対象の設定を省略することができます。 省略した場合、画面上で現在選択されている位置に対して文字列を貼り付けます。

  3. 「操作対象設定」ダイアログにて、文字列を貼り付ける位置を設定し、「設定」ボタンをクリックします。

    ../../_images/common_1.png

    参考

    操作対象の設定方法については「操作対象の指定」を参照してください。

  4. 貼り付ける文字を設定します。

    ../../_images/211.png
  5. 「文字列を貼り付けられた位置を次のセルにセットする」チェックボタンをチェックすると、実際に文字列がセットされた位置の情報をセルにセットします。

    ../../_images/39.png

    参考

    セットした位置情報は別のアクションの操作対象位置情報として使用できます。詳細は「セルにセットされた座標を使用する」を参照してください。

注釈

「文字列を貼り付ける」アクションを実行すると指定した文字列がクリップボードにセットされます。
クリップボードの中身を変更したくない場合は、事前に「クリップボードの内容を貼り付ける」でデータを退避し、文字列の貼り付け後に「クリップボードにコピーする」でクリップボードに戻します。

注釈

エラーが発生しないにも関わらず文字列が貼り付けらない場合、「文字列を貼り付けるの」前か後ろに「待機する」アクションを追加すると解消される場合があります。
適切な待ち時間はアプリによって異なりますが、多くの場合 0.1 ~ 0.3 秒程の待機で解消されます。

注意

  • パスワード等の重要な情報を入力する場合は他のユーザーに情報が公開されないように注意してください。
    他のユーザーにアプリを公開した場合も入力欄の文字列はマスクされません。
    設定する値を他のユーザーが参照できないセルから取得することで情報を保護することができます。
  • 貼り付け先のアプリケーションによっては、貼り付けができない場合があります。
    その場合、代替方法として、右クリックメニューからの貼り付け、または、キーをタイプする アクション(コピー:Ctrl + Insert、ペースト:Shift + Insert、または文字列指定によるキー入力)
    を使った方法を検討してください。

画面から文字を読み取る

  1. 「ロボット」タブから「指定された画面上の領域から文字を読み取りセルにセットする」アクションをドラッグし、エディットエリアに設定します。

  2. 読み取った文字列をセットするセルを設定します。

    ../../_images/112.png
  3. 「操作対象指定」ボタンをクリックします。

    ../../_images/212.png
  4. 「操作対象指定」ダイアログにて、文字を読み取る領域を指定し、「設定」ボタンをクリックします。

    ../../_images/regonly_1.png

    参考

    操作対象の設定方法については「操作対象の指定」を参照してください。

  5. 「文字列が読み取られた位置を次のセルにセットする」チェックボタンをチェックすると、読み取った文字列が実際に表示されていた位置の情報をセルにセットします。

    ../../_images/310.png

    参考

    セットした位置情報は別のアクションの操作対象位置情報として使用できます。詳細は「セルにセットされた座標を使用する」を参照してください。

注釈

  • 文字列読み取りは開発中の機能です。誤字や文字化けといった、想定と異なる読み取り結果となる場合があります。
  • 文字が読み取れない、または、誤って読み取られる場合、読み取る文字が大きく表示されるようにすると読み取り精度が改善される場合があります。