カメラ機能を利用する

カメラ機能とは

Web アプリはブラウザに搭載されたカメラ機能を利用して、Webアプリ上でカメラによる撮影または保存された画像を選択し、 画像をアップロードすることができます。 アップロードした画像は、CELFアプリに表示することができます。

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カメラ機能を利用する

カメラ機能を利用するには、アプリの動作のカスタマイズにおいてカラムの入力・表示方式を設定する時に、「カメラ」を指定します。 「カメラ」を指定できるのは、文字列型のデータに限ります。 カメラ機能によってアップロードした画像は、「ファイルID」が割り当てられ、 入力・表示方式として「カメラ」が指定されたカラムのデータ値に「ファイルID」が設定されます。

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ちなみに

  • 「カメラ」が指定されたカラムは、「入力チェック」として「必須制約」とファイルサイズ上限のみ指定できます。また、「マスタ設定」はできません。
  • マスタの設定において、元のテーブルのカラムと対応付けたマスタのカラムは、入力・表示方式として「カメラ」を指定できません。それ以外のカラムは、表示カラムを含み、「カメラ」を指定できます。
  • 関連テーブルの設定において、元のテーブルのカラムと対応付けた関連テーブルのカラムは、入力・表示方式として「カメラ」を指定できません。それ以外のカラムは、「カメラ」を指定できます。

カメラで撮影する

「カメラ」が指定されたカラムは、新規登録画面や更新画面において、カメラによる撮影または保存された画像を選択し、 画像をアップロードすることができます。また、検索一覧画面や参照画面において、アップロードした画像を表示することができます。

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注釈

  • カメラによる撮影や保存された画像の選択方法は、デバイスやWebブラウザによって異なります。
  • 使用できる画像ファイルは以下の形式のファイルです。
BMP、GIF、JPEG、PNG、または、TIFF
  • アップロードできるファイルサイズの上限は初期値は2メガバイトで、最大7メガバイトです。

アップロードされた画像を管理する

アップロードされた画像は、管理画面の「Webアプリ管理」タブにある「アップロードWebファイル管理」ボタンをクリックして表示される、 「アップロードファイル管理」ダイアログによって確認できます。

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ちなみに

  • 一覧に表示される画像は、ログインユーザーに公開された Web アプリでアップロードされた画像に限られます。

「アップロードファイル管理」ダイアログでは、ログインユーザーの権限に応じて以下の操作が可能です。

システム管理者 全ての画像に対して「ファイルを更新」「名前を変更」「名前を付けて保存」「削除」ができます。
アプリ作成者 自身が作成したWebアプリでアップロードされた画像に対して「ファイルを更新」「名前を変更」「名前を付けて保存」「削除」ができます。
その他のユーザー 「名前を付けて保存」のみできます。

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ちなみに

  • ファイルを削除する時は、画像に割り当てたファイルIDを参照するカラムが存在しないことを確認してください。

アップロードされた画像をCELFアプリで利用する

アップロードされた画像は、以下の手順により CELF アプリのシートに表示することができます。

  1. シートのリボンにある「入力形式」の「画像」アイコンをクリックします。
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  1. 「画像ファイル選択」ダイアログが表示されるので、「Web アプリ」タブで、表示したい画像を選択します。
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  1. シートに「WEB.IMAGE」関数が埋め込まれて、画像が表示されます。
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「WEB.IMAGE」関数では、以下のパラメーターを指定できます。

ファイルID 画像のファイルIDです。
セルに設定するテキスト セルの背面に表示する文字列を指定します。このオプションの指定は任意です。
画像をセルのサイズに合わせる このオプションを有効(TRUE)にするとセルのサイズに合わせて画像が表示されます。このオプションの指定は任意です。
WebアプリID 画像をアップロードした Web アプリの ID です。指定しない場合は、「ファイルID」が一致する画像の中で、最も番号が若いWebアプリIDの画像が表示されます。