アクションで名前を使う

定義した名前は、アクションにおいても使用することができます。
ここでは、アクションで名前を使用する方法について説明します。

参考

アクションの定義方法については 名前を定義する を参照してください。

セルとして定義した名前を使う

セルとして定義した名前は、セルと同じようにアクションで使用することができます。
例として、以下のようにQ2セルを「データ件数」という名前で定義します。
../../../_images/img_01381.png
そして、アクションでは以下のようにセルや範囲を指定する項目において名前を指定します。
これでQ2セルに対して処理が行われるようになります。
../../../_images/img_02327.png

範囲として定義した名前を使う

範囲として定義した名前は、範囲と同じようにアクションで使用することができます。
例として、以下のようにB6~N105の範囲を「検索結果エリア」という名前で定義します。
../../../_images/img_03238.png
そして、アクションでは以下のようにセルや範囲を指定する項目において名前を指定します。
これでB6~N105の範囲に対して処理が行われるようになります。
../../../_images/img_04198.png

注意

範囲が指定できない項目に対して範囲として定義した名前を指定すると、アクションセットの保存はできますが、アプリ実行時にエラーとなります。
../../../_images/img_05179.png

数式や定数として定義した名前を使う

数式や定数として定義した名前は、数式や定数と同じようにアクションで使用することができます。
例として、以下のように100という値を「最大表示件数」という名前で定義します。
../../../_images/img_06141.png
そして、アクションでは以下のように値を指定する項目において名前を指定します。
以下の場合、これで最大で100件のデータを取得するようになります。
../../../_images/img_07121.png

ヒント

アクションで使用しているセルや定数などが変更となる場合、名前を使用していると変更が容易になります。
名前を使用していない場合は、アクションにおいて対象のセルや定数などを使用している全項目の値を修正する必要があります。
名前を使用していれば、名前の値を変更するだけで済むようになります。