ユーザーが入力した文字と設定した書式をデータベースに保存する

入力制限ダイアログにて「書式設定を許可するセル」を指定すると、ユーザーはセルの文字に対して書式を設定することができるようになります。
ただ、入力した文字をそのままデータベースに登録すると、入力した文字のみ保存され、設定した書式情報は保存されません。
ここでは、ユーザーが入力した文字、および、設定した書式を保存する方法を説明します。

参考

書式設定を許可する方法については 公開時にセルの入力を許可する>書式の設定を許可する を参照してください。

書式情報を参照する

STYLED関数を使用すると、他のセルの値と書式情報を参照することができます。

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同様に、ユーザーが書式を設定したセルに対し、STYLED関数を実行した結果を保存することで、入力した値、および、設定した書式情報をデータベースに保存することができます。

サンプルアプリを作成する

ユーザーが入力した値、および、設定した書式情報をデータベースに保存するアプリを作成します。

入力用のシートを作成する

まずは以下のようなシートを作成します。
このシートでは、登録ボタン押下時に入力された情報および設定された書式をテーブルに保存します。
日付の欄はCALENDAR関数にて作成しています。
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そして、日記欄にてユーザーが入力、および、書式設定が行えるように設定します。

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登録を行うアクションセットを作成する

登録ボタン押下時の処理として、入力内容をデータベースに登録するアクションセットを以下のように作成します。
ユーザーが文字を入力、および、書式を設定するセル(C4)はそのまま登録せず、STYLED関数の結果を登録します。
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日付変更時のアクションセットを作成する

日付が変更されたときに、該当する日付の情報を取得してシートに表示するアクションセットを作成します。
日記カラムには、ユーザーが入力した値、および、書式の情報が格納されています。このカラムの情報をそのままシート上の日記欄に表示します。
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サンプルアプリを実行する

文字を入力し、書式を設定する

アプリを実行してシートを開きます。そして、日記欄に文字を入力し、書式を設定します。

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データを登録する

登録ボタンを押下して登録します。
テーブルを確認すると、入力した文字と設定した書式が登録されていることが確認できます。
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書式はXML形式で登録されています。この情報をセルに表示すると、書式が設定された状態で表示されます。

注意

  • XML形式であるため、書式を設定しない場合と比べてデータ量が増加することに注意してください。
  • XML形式であるため、データ取得時の条件には適しません。条件として必要な場合は、STYLED関数を使用しないセルの値を別カラムに登録して、そのカラムを条件として使用してください。