オフライン時に一時的にデータをPCに保存する

ここでは、オフラインに対応したアプリの作成について説明します。

オフラインかどうかを判定する

入力されたデータを登録するようなアプリの場合、通常オンライン時には用意したテーブルに登録しますが、オフライン時にテーブルに登録はできません。 このような場合、まずはオンラインかオフラインかを判定します。

  1. 登録のアクションセットにて「制御」タブを開き、「オンラインかどうかを判定する」アクションを使用します。
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ちなみに

ネットワークがオンラインならば上のブロックが実行され、オフラインならば下のブロックが実行されます。

一時的にデータを保存する

  1. 「オンラインかどうかを判定する」アクションの上のブロックにオンライン時の登録処理を設定します。ここでは、オンライン時はテーブルにデータを登録します。
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  1. オフライン時の登録処理は下のブロックに登録処理を設定します。その際使用するアクションは「セルの値を保存する」アクションです。
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ちなみに

このアクションは、選択したセルの値を指定の保存名で実行中の端末内部に一時的に保存します。 保存した値は、保存時に指定する[保存名]を選択すると実行中の端末内部から読み込むことができます。 また、保存名はセルの値の貼り付けと削除に使用します。

一時的に保存したデータを取得する

  1. ローカルに一時保存したデータを取得するは、「保存した値をセルに貼り付ける」アクションを使います。
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ちなみに

このアクションは、指定の保存名で実行中の端末内部に一時的に保存されている値をセルに貼り付けます。 値の保存時にセル範囲を指定した場合、コピー先のセルを左上隅とした同じ大きさのセル範囲に貼り付けが実行されます。

参考


※動画内の画面は最新バージョンの CELF とは異なる場合があります。
※動画に音声はついていません。