URLを指定してCELFアプリを起動する

CELF の公開されているアプリは、Web サイトのリンクから起動することができます。

アプリ URL を取得する

  1. 管理画面の「アプリ管理」タブを開きます。
  2. アプリ一覧から、URL を取得するアプリを選択し、右クリックメニューから「公開設定」メニューを選択します。
../../../_images/img_01367.png
  1. 「アプリ公開設定」ダイアログの「その他」タブを開きます。
../../../_images/img_02305.png
  1. 「クリップボードにコピー」ボタンをクリックし、表示されているアプリリンクURL をコピーします。
../../../_images/img_03225.png

ちなみに

取得した URL の構成は以下のようになっています。

 curlスキームの場合
../../../_images/img_05168.png
 httpスキームの場合
../../../_images/img_06130.png

パラメーターを指定する

CELF ではアプリ URL に以下のパラメーターを指定することができます。

起動対象

起動する対象を指定するパラメーターです。

パラメーター 内容
app_id 起動するアプリの ID(app_name より優先されます)
app_name 起動するアプリの名前

認証情報

認証情報を指定するパラメーターです。以下すべて指定した場合、起動時にログインすることができます。

パラメーター 内容
password パスワード(company、 user と必ず同時に指定する必要があります)
http スキームでは使用しないでください。(詳細は下記の注意を参照)
company 企業ID(起動したアプリがこの ID と異なる環境にログインしているとエラーになります)
user ユーザーID(起動したアプリがこの ID と異なる環境にログインしているとエラーになります)

注意

http スキームではURLパラメーターが平文でネットワークに流れるため、パスワードは指定しないよう注意してください。
(curl スキームの場合はパラメータがネットワーク上に送信されないため安全です)

その他

パラメーター 内容
show_main_view アプリを起動する際にアプリ一覧画面も同時に表示するかどうか(true、もしくは、false で指定します。既定値は false です。)
cell_xx 起動時に指定アドレスに値を入力(xx にはセルアドレスを指定します)
close http スキームの URL から起動する際に、起動用のページを自動的に閉じるかどうか(0を指定した場合のみ起動ページが残り、それ以外の場合は自動的に閉じます。)

ちなみに

 例えば、セルA1に 1234 をセットする場合、以下のようになります。
  cell_A1=1234

注意

 cell_xxパラメーターで指定するセルアドレスは、公開時にセルの入力を許可する 必要があります。
 入力を許可していないセルアドレスを指定した場合、値はセットされません。

URL にアクセスする

アプリ URL を取得する にて取得した URL にアクセスします。

../../../_images/img_04185.png

ちなみに

  • CELF が起動されていない状態で URL にアクセスした場合はログイン画面が表示され、ログイン後アプリが起動します。ログイン中、または、CELF を起動していない場合でも前回のログインセッションが残っている場合は、ログイン画面が表示されずにアプリが起動します。
  • http スキームの URL でアクセスすると、Curl または Curl RTE file opner というプログラムの起動を求めるダイアログが表示されるため、実行を許可してください。ダイアログの内容はブラウザの種類により異なります。
   Internet Explorer の起動確認ダイアログ
../../../_images/img_07113.png

注意

  • 公開されていないアプリは起動できません。

  • CELF がインストールされていない場合は起動できません。

  • 「@(アットマーク)」や「#(シャープ)」といった記号や日本語等の文字を含む場合、「%40」や「%23」のように URL エンコードが必要です。
    例えば、
    ../../../_images/img_08105.png
    の場合、
    ../../../_images/img_0989.png
    となります。
    「URL エンコード」等のキーワードをインターネットで検索すると変換ツールがヒットしますので、それらを使ってエンコードしてください。
  • システム管理者が2要素認証利用設定を「利用可能」、または、「利用強制」に設定している場合、URLにアクセス時に2要素認証の実施、または、2要素認証の有効化(「利用強制」の設定で、ユーザーが有効化していない場合)を求められます。これらの処理をスキップしたい場合、該当するユーザーの2要素認証を対象外としてください。2要素認証対象外については、2要素認証を対象外にする を参照してください。

 http スキームの URL でアクセスする場合のみ、以下に注意してください。
  • サーバーに接続できない場合(オフラインの場合)は CELF を起動できません。
  • CELF 起動後、ブラウザによっては空ページが残る場合があります。その場合は手動で空ページを閉じてください。
  • ブラウザによっては起動確認ダイアログが自動的に閉じてしまう場合があります。そのような場合は URL に「close=0」を指定することで、ダイアログが自動的に閉じるのを防ぐことができます。
  • URL に「close=0」を指定すると起動確認ダイアログが表示されない場合があります。そのような場合は起動ページを再読み込み(F5キーを押下)することで、ダイアログが表示されます。

参考


※動画内の画面は最新バージョンの CELF とは異なる場合があります。
※動画に音声はついていません。