タスクスケジューラから CELF アプリを起動する¶
URLを指定してCELFアプリを起動する 方法を応用して、Windows のタスクスケジューラから CELF のアプリを定期的に実行することができます。
ここでは、定期的に期限切れとなったデータを削除するようなアプリを例とします。
定期的に実行するアプリを作成する¶
定期的に実行するアプリは、使い方にもよりますがユーザーの操作を必要としないアクションセットで構成したアプリを作成します。
- 以下のようなユーザーの操作を必要としないアクションセットを作成します。
- 「アクションの定義」ダイアログで、シート表示時に実行するように設定します。
- 上記で作成したシートを開始シートと設定し、アプリを 公開 します。
自動ログインするためのアプリ URL を作成する¶
- URLを指定してCELFアプリを起動する > アプリ URL を取得する の手順でアプリの URL を取得します。
- ログイン画面でログイン操作をせずにアプリを起動するために、1で取得した URL に以下のクエリ情報を追加します。
- ログインユーザーID
- パスワード
注意
「@(アットマーク)」や「#(シャープ)」といった記号や日本語等の文字を含む場合は、URL エンコードが必要です。詳しくは こちら を参照してください。
バッチファイルを作成する¶
CELF アプリのリンク URL を bat ファイルなどから呼び出す場合の一例として、rundll32.exe を使用してアプリを起動する方法があります。
- rundll32.exe コマンド文字列を作成します。自動ログインするためのアプリ URL を作成する にて作成した URL を引数として追加します。
- 1 で作成したコマンド文字列を、.bat 形式のファイルに保存します。
- 2 で作成した .bat 形式のファイルをダブルクリックし、アプリが起動するかを確認します。
ちなみに
- rundll32.exe は、 DLL の中にある関数を呼び出す実行ファイルです。
- 起動する URL に「%(パーセント)」が含まれる場合、「%%(パーセント パーセント)」に置き換えてください。
- 例:
タスクスケジューラに設定する¶
- タスクスケジューラを起動し、タスクを作成します。
- 「操作」タブを開き、「新規」ボタンをクリックして、バッチファイルを作成する にて作成した .bat ファイルを選択します。
参考
※動画内の画面は最新バージョンの CELF とは異なる場合があります。
※動画に音声はついていません。
関連キーワード¶
自動、バッチ、夜間、認証、タイマー