入力した文字のチェックをする¶
CELF には、入力された文字をチェックするユーティリティ関数が用意されています。
関数名 説明 UTIL.ISCHARTYPE 文字列が指定した種類に当てはまるかをチェックします。 UTIL.ISDATE 指定したセルの内容が日付の場合に TRUE を返します。 UTIL.ISMAILADDR 文字列がメールアドレスとして有効な場合に TRUE を返します。 UTIL.ISNUMBER 指定したセルの内容が数値の場合に TRUE を返します。日付や時刻は数値として判断されません。 UTIL.ISPHONENO 文字列が電話番号として有効な場合に TRUE を返します。 UTIL.ISPOSTALCODE 文字列が郵便番号として有効な場合に TRUE を返します。 UTIL.ISTIME 指定したセルの内容が時刻の場合に TRUE を返します。 UTIL.ISURL 文字列が http、または、https の URL として有効な場合に TRUE を返します。 UTIL.REGEXP 指定した正規表現に一致する場合に TRUE を返します。
ここでは、これら文字をチェックするユーティリティ関数について説明します。
文字列が指定した種類に当てはまるかをチェックする¶
文字列が指定した種類に当てはまるかをチェックするには UTIL.ISCHARTYPE 関数を使用します。
書式¶
UTIL.ISCHARTYPE(text, type, ...)
説明¶
文字種番号には次の番号を指定します。
文字種番号 文字の種類 1 半角英大文字 2 半角英小文字 3 半角英字 4 半角数字 5 半角カタカナ 6 半角すべて(半角カタカナ除く) 7 半角すべて 11 全角英大文字 12 全角英小文字 13 全角英字 14 全角数字 15 全角ひらがな 16 全角カタカナ 17 全角すべて
ちなみに
文字種番号は複数指定することができます。複数指定した場合は、いずれかに当てはまる場合に TRUE を返します。
使用例¶
文字列がメールアドレスとして有効かどうかをチェックする¶
文字列がメールアドレスかどうかをチェックするには UTIL.ISMAILADDR 関数を使用します。
書式¶
UTIL.ISMAILADDR(text)
使用例¶
文字列が郵便番号として有効かどうかをチェックする¶
文字列が指定した種類に当てはまるかをチェックするには UTIL.ISPOSTALCODE 関数を使用します。
書式¶
UTIL.ISPOSTALCODE(text)
使用例¶
文字列が URL として有効かどうかをチェックする¶
文字列が指定した種類に当てはまるかをチェックするには UTIL.ISURL 関数を使用します。
書式¶
UTIL.ISURL(text)
使用例¶
文字列が定められたフォーマットにしたがっているかをチェックする¶
文字列が定められたフォーマットにしたがっているかをチェックするには UTIL.REGEXP 関数を使用します。
書式¶
UTIL.REGEXP(regexp, text)
使用例¶
参考
ここで説明した関数を用いた応用例を 文字入力タイミングで文字のチェックをする で紹介しています。
参考
※動画内の画面は最新バージョンの CELF とは異なる場合があります。
※動画に音声はついていません。