名前を定義する

セルや数式に名前を定義してセルアドレスなどの代わりに使用することができます。
ここでは、名前を定義する方法、および、数式にて名前を使用する方法について説明します。

ヒント

CELFで名前を使用することは非常に強力です。セルアドレスや値を直接指定する場合と比べて、式やアクションの意図が分かりやすくなります。
例えば、=C3*(1.0+C4) という式より =価格*(1.0+消費税率) の方が意図が伝わりやすいことが分かるでしょう。
またこの場合、消費税率が変わった場合は名前の定義を変更するだけで済みます。消費税率を入力した式をすべて修正する必要はありません。
価格の入力されたセルを移動する場合も同様です。そのセルを参照している式をすべて修正する必要はなく、名前の参照先を変更するのみです。

参考

名前をアクションにて使用する方法については アクションで名前を使う を参照してください。

名前を定義する

まずは名前を定義する方法について説明します。

セルや範囲に名前を定義する

名前ボックスから定義する

  1. セルまたは範囲を選択します。
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  1. シート左上の名前ボックスに名前を入力し、Enterキーを押します。
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Enterキーを押すと、選択したセルや範囲を参照範囲として、名前ボックスに入力した値で名前が登録されます。
上記の場合は、C9セルが「売上合計_4月」という名前で登録されます。

ちなみに

登録した名前は、リボンの「名前管理」ボタンをクリックすると表示される「名前管理」ダイアログにて確認することができます。
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右クリックメニューから定義する

  1. セルまたは範囲を選択します。
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  1. 右クリックメニューから「名前の定義」を選択し、「新しい名前」ダイアログを表示します。
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  1. 「名前」「コメント」「参照範囲」を指定し、「確認」ボタンをクリックします。
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「確認」ボタンをクリックすると、指定した内容で名前が登録されます。
上記の場合は、C5~C8の範囲が「店舗別売上_4月」という名前で登録されます。

ヒント

  • 参照範囲には、初期値として現在選択しているセルもしくは範囲がセットされています。
  • コメントの入力は任意です。

数式や定数に名前を定義する

  1. リボンメニューから「名前管理」ボタンをクリックし、「名前管理」ダイアログを開きます。
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  1. 「新規作成」ボタンをクリックし、「新しい名前」ダイアログを開きます。
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  1. 「名前」「コメント」「参照範囲」を指定して「確認」ボタンをクリックし、名前を登録します。
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「確認」ボタンをクリックすると、指定した内容で名前が登録されます。
上記の場合は、C9~N9の範囲にAVERAGE関数を実行する数式が「売上平均」という名前で登録されます。

注意

  • Excelファイルをインポートする際、Excelにて定義された名前はインポートされません。必要に応じてインポート後のCELFにて名前を定義してください。
  • 名前を定義する際、参照範囲として指定するセルや範囲アドレスは、絶対アドレスのみ指定することができます。相対アドレスを指定した場合は、強制的に絶対アドレスに変換されます。

名前を使う

定義した名前を使用する方法について説明します。

数式にて名前を使う

セルとして定義した名前を使う

セルとして定義した名前は、セルと同じように使用することができます。
例として、「売上合計_4月」という名前をC9セルとして定義します。
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そして、セルにて「売上合計_4月」を参照すると、C9セルの値が表示されていることが確認できます。
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範囲として定義した名前を使う

範囲として定義した名前は、範囲と同じように使用することができます。
例として、「売上_第1四半期」という名前をC9~E9の範囲として定義します。
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そして、SUM関数の引数にて「売上_第1四半期」を指定すると、C9~E9の合計値が表示されていることが確認できます。

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数式や定数として定義した名前を使う

数式や定数として定義した名前は、数式や定数と同じように使用することができます。
例として、「店舗別売上平均_4月」という名前がC5~C8の範囲における平均を返すように定義します。
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そして、セルにて「店舗別売上平均_4月」を参照すると、C5~C8の平均が表示されていることが確認できます。

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入力を許可するセル、書式設定を許可するセルに名前を使う

名前は、入力を許可するセル、および、書式設定を許可するセルにおいても使用することができます。
例として、アプリ実行時に店舗名、および、売上のエリアを入力できるようにして、店舗名のみ書式を設定できるようにします。
まず、店舗名、および、売上のエリアを名前定義します。
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そして、入力制限ダイアログにて、「売上エリア」と「店舗名エリア」を入力を許可するセルに指定し、「店舗名エリア」のみ書式設定を許可するセルとして指定します。
これにより、アプリ実行時に売上と店舗名は編集できるようになり、そのうち店舗名のみ書式が設定できるようになります。
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参考

セルの入力を許可する方法については、公開時にセルの入力を許可する を参照してください。