セルの書式を変更する

セルの書式変更は、「セルの書式」ダイアログにて行うことができます。
「セルの書式」ダイアログは、セルを右クリックして「セルの書式設定」メニューを選択することで表示され、次の変更を行うことができます。
  • 表示形式を変更する
  • 配置を変更する
  • フォントを変更する
  • 罫線を変更する
  • 塗りつぶしを変更する

表示形式を変更する

  1. 「表示形式」タブを開き、セルの表示形式を指定します。
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「分類」は次の項目から選択することができます。

分類 説明
標準 セルの値に対して一般の書式を適用して表示します。
数値 数値の表示形式で表示します。
通貨 通貨の表示形式で表示します。
会計 通貨記号と小数点位置を揃えて表示します。
日付 日付形式で表示します。
時刻 時刻形式で表示します。
パーセンテージ セルの値の百分率にパーセント記号を付けて表示します。
文字列 数値などの値を全て文字列として表示します。セルには入力した値がそのまま表示されます。
その他 郵便番号や電話番号などの形式で表示することができます。リストやデータベースの管理に使用します。
ユーザー定義 通常の数値形式や日付形式をカスタマイズすることで、独自の形式で表示できます。

ヒント

  • 表示形式を設定すると、セルに保持する値はそのままで、表示される値のみ変更されます。
  • 他のセルやアクションからセルを参照すると、セルに表示されている値ではなくセルが保持する値が取得されます。
  • 「分類」を文字列に設定しているセルでは、セルが保持する値とセルに表示されている値は同じになります。
  • ユーザー定義は、シート設定の「セルの表示形式の解釈に古い形式を使用する」にチェックが付いていないときに使用することができます。詳しくは、 ユーザー定義の表示形式を設定する を参照してください。

表示形式を自動設定する

「分類」が標準のセルでは、日付や時間、通貨など他の表示形式の値と認識できるような文字を入力すると、自動的に値に適した表示形式が設定されます。
以下にその例を紹介します。

ヒント

標準以外の表示形式が設定されている場合、表示形式は自動設定されません。

数値

カンマ桁区切りで数値を入力すると、数値の表示形式が設定されます。
また、小数を入力した場合は、小数点以下の桁数も設定されます。
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通貨

通貨記号と数値を入力すると、通貨の表示形式が設定されます。
また、小数を入力した場合は、小数点以下の桁数も設定されます。
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日付

"-"や"/"で区切って年月日を入力すると、日付の表示形式が設定されます。
年を省略した場合は、自動的に今年の日付が設定されます。
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時刻

":"で区切って時分秒を入力すると、時刻の表示形式が設定されます。

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ちなみに

24:00 を超える時刻を入力した場合、入力した値が 24:00 未満となって表示されます。(例:「32:00」と入力→ 「08:00」と表示)
入力した値をそのまま 24:00 を超える表示にしたい場合は、表示形式を「標準」に設定しなおしてください。

参考

表示形式が「標準」のセルに 24:00 を超える時刻を入力した場合は、バージョン2.4.0以前では挙動が異なります。詳しくは、 表示形式と値の自動変換について を参照してください。

パーセンテージ

末尾に"%"を付けて数値を入力すると、パーセンテージの表示形式が設定されます。
また、小数を入力した場合は、小数点以下の桁数も設定されます。
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配置を変更する

  1. 「配置」タブを開き、セルの配置情報を指定します。
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[1] 横位置
セルに表示される文字列の横位置を指定します。
「標準」「左詰め」「中央揃え」「右詰め」「繰り返し」「両端揃え」「選択範囲内で中央」「均等割り付け」のいずれかを指定します。
[2] 縦位置
セルに表示される文字列の縦位置を指定します。
「上詰め」「中央揃え」「下詰め」「両端揃え」「均等割り付け」のいずれかを指定します。
[3] 前後にスペースを入れる
チェックすると、前後にスペースが入った状態で文字列が表示されます。「横位置」を「均等割り付け」にした場合のみ設定することができます。
[4] インデント
指定すると、セルに表示される文字列が指定した値だけ字下げして表示されます。
[5] 折り返して全体を表示する
チェックすると、セルに表示される文字列が右端で折り返して表示されます。
[6] セルを結合する
複数セルを選択してチェックすると、選択したセルが結合して表示されます。

フォントを変更する

  1. 「フォント」タブを開き、セルのフォント情報を指定します。
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[1] フォント
セルに表示される文字列に対し、適用するフォントを指定します。
[2] スタイル
フォントのスタイルを指定します。「標準」「斜体」「太字」「太文字斜体」のいずれかを指定します。
[3] サイズ
フォントのサイズを指定します。
[4] 下線
セルに表示される文字列に対し、下線を指定します。
[5] 色
フォントの色を指定します。
[6] 標準フォント
チェックすると、フォントが標準の設定にリセットされます。

罫線を変更する

  1. 「罫線」タブを開き、セルの罫線を指定します。
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[1] 線
線のスタイルと色を指定します。
[2] プリセット
プリセットとして用意された罫線のパターンを適用します。
[3] 罫線
セルの内側や外側の枠に対して、個別に罫線を指定します。

塗りつぶしを変更する

  1. 「塗りつぶし」タブを開き、セルの塗りつぶし情報を指定します。
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参考


※動画内の画面は最新バージョンの CELF とは異なる場合があります。
※動画に音声はついていません。

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