CELF を過去バージョンで起動する¶
CELF は通常最新バージョンで起動しますが、起動バージョンを設定することで過去バージョンで CELF を起動することができます。
例えば、CELFのバージョンアップによりアプリに問題が発生した場合、CELF をアプリが正常に動作していたバージョンに戻すことで、再びアプリが利用できるようになります。
ここでは CELF を指定のバージョンで起動する方法について説明します。
重要
CELFの起動バージョンを設定するにはシステム管理者の権限が必要です。
注意
本機能はあくまで新バージョンで問題が発生した際に、暫定的に古いバージョンに戻すことを用途とした機能です。
オンプレ版では、本機能を利用することはできません。
起動できるバージョンは、最新と同一のマイナーバージョンにおける全パッチバージョン、および、1つ前のマイナーバージョンの最終パッチバージョンとなります。
(ver.2.4.2 が最新の場合は 2.4.1、2.4.0、2.3.x(2.3の最新)が起動可能なバージョン)
「Excelからアプリを作成する」 機能は最新バージョンのみで利用可能となります。過去バージョンで起動した場合は利用できません。
CELF を過去バージョンで起動する¶
- 管理画面の「システム」タブを開きます。
- 「CELF起動バージョン」の「設定」ボタンをクリックし、「CELF起動バージョン設定」ダイアログを開きます。
- 「起動するCELFのバージョンを指定する」をチェックし、「起動バージョン」を選択して「登録」ボタンをクリックします。
「システム」タブにて、選択したバージョンが起動バージョンとして設定されていることが確認できます。
登録後に CELF を実行すると、指定したバージョンで CELF が起動します。
ちなみに
設定した起動バージョンは、全てのユーザーに対して有効となります。
起動バージョン指定時にログインしているユーザは、次回ログイン時に設定が有効になります。
過去バージョンで CELF を起動すると、タイトルバーに起動バージョンが表示されます。
過去のバージョンでアプリをバックアップしている場合は、起動バージョンに合ったバックアップから復元することで、より正確に過去バージョン時点のアプリを再現できます。アプリのバックアップについては アプリをバックアップ、および、復元する を参照してください。 「CELF起動バージョン設定」ダイアログにて「起動確認」ボタンをクリックすると、起動バージョンの登録を行わずに過去バージョンでの動作を確認できます。ただし、その後 CELF を閉じて再度起動すると、元のバージョンで CELF が起動されます。注意
- 新しいバージョンで編集したアプリは過去バージョンでは互換性がないため、動作しない可能性があります。
- 新しいバージョンで編集したアプリは過去バージョンでは互換性がないため、編集しないで下さい。
CELF を最新バージョンで起動する(元のバージョンに戻す)¶
- 管理画面の「システム」タブを開きます。
- 「CELF起動バージョン」の「設定」ボタンをクリックし、「CELF起動バージョン設定」ダイアログを開きます。
- 「起動するCELFのバージョンを指定する」をチェックを外し、「登録」ボタンをクリックします。
「システム」タブにて、最新バージョンが起動バージョンとして設定されていることが確認できます。
登録後に CELF を実行すると、最新バージョンで CELF が起動します。