ユーザー、グループの情報を一括登録する¶
ユーザー情報、グループ情報、ユーザーのグループ所属情報を情報ファイル(.csv)を読み込んで登録します。
なお、一括登録を利用するためにはシステム管理者の権限が必要です。
ユーザー、グループの情報をインポートする¶
- 管理画面の「ユーザー管理」タブ、または、「グループ管理」タブを開きます。
- 「インポート」ボタンをクリックします。
![]()
ちなみに
「ユーザー管理」タブと「グループ管理」タブの双方に、同じボタンが設置されています。
- 「ユーザー・グループ情報インポート」ダイアログにて、インポートの設定をします。
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[1] ファイル名
インポートする情報ファイル(.csv)を選択します。ちなみに
ファイルが選択されていない項目については、登録は行いません。
[2] データ置き換え(初期設定:チェックなし)
登録されている情報をすべて削除してから登録します。注意
削除したデータは復元できません。「データ置き換え」をチェックする場合、本当にデータを削除してよいか確認してください。 ユーザー情報を登録する場合、以下の点に注意してください。
インポートするデータファイル内でユーザーIDが重複していると、エラーとなります。 インポートするデータファイル内にすでに登録されているユーザーIDが含まれている場合、データファイルの内容で情報が更新されます。特に登録済みのユーザーIDにpasswordを設定すると変更されてしまいます。現状のパスワードをそのまま利用する場合は、空白にしてください。 ログインユーザーについての情報は更新できません。インポートするデータファイルにログインユーザーのIDが含まれている場合、エラーとなります。 「データ置き換え」をチェックした場合でも、ログインユーザーは削除されません。 「データ置き換え」をチェックした場合、ログインユーザー、インポートするデータファイル内に含まれているユーザーの2要素認証情報は削除されません。データ置き換え後もそれまでにスマートフォンに登録したアカウントのワンタイムパスワードで2要素認証をすることができます。 「データ置き換え」をチェックした場合、ユーザー情報の他、以下の関連する情報も削除します。
- ユーザーのグループ所属情報
グループ情報を登録する場合、以下の点に注意してください。
インポートするデータファイル内でグループIDが重複していると、エラーとなり登録できません。
インポートするデータファイル内にすでに登録されているグループIDが含まれている場合、データファイルの内容で情報が更新されます。 「データ置き換え」をチェックした場合、グループ情報の他、以下の関連する情報も削除します。
- ユーザーのグループ所属情報、テーブル権限情報、データベース接続先権限情報、アプリ編集権限情報、アプリ公開グループ情報
ヒント
インポートする情報ファイルは、ユーザー、グループの情報をエクスポート して作成するほか、以下の形式で作成することもできます。
- ユーザー情報
- ヘッダー行: id,name,password,administrator?,app-developer?,db-admin?,celf-app-user?,web-app-user?,suspended?,private-developer?,two-fa-exclusion?
フィールド 内容 必須項目 id ユーザーID ○ name ユーザー名 ○ password パスワード(8文字以上) 新規登録の場合のみ○ administrator? システム管理者は 1 、それ以外は 0 app-developer? アプリ作成者は 1 、それ以外は 0 db-admin? データベース管理者は 1 、それ以外は 0 celf-app-user? CELFアプリ利用者は 1 、それ以外は 0 web-app-user? Webアプリ利用者は 1 、それ以外は 0 suspended? アカウントの一時停止者は 1 、それ以外は 0 private-developer? 自分以外にアプリを公開できないユーザーは 1 、それ以外は 0 two-fa-exclusion? 2要素認証を対象外とするユーザーは 1 、それ以外は 0 password はすでに登録されているユーザーIDの場合は省略することができます。新規登録の場合、または、登録済みユーザーのパスワードを変更したい場合、設定されているポリシー(構成文字のルール)に従う必要があります。パスワードポリシーについては ユーザーを登録する、または、パスワードポリシーを設定する を参照してください。また、以下の点に注意してください。
- private-developer? を有効にするためには、administrator?、または、app-developer? が 1 である必要があります。administrator?、または、app-developer? が 1 でない場合、private-developer? の値は 0 として処理されます。
- two-fa-exclusion? を有効にするためには、システム管理者が2要素認証利用設定を「利用可能」、または、「利用強制」に設定している必要があります。「利用しない」に設定している場合、two-fa-exclusion?の値は 0 として処理されます。
- グループ情報
- ヘッダー行: id,name
フィールド 内容 必須項目 id ユーザーID ○ name ユーザー名 ○
- ユーザーのグループ所属情報
- ヘッダー行: group-id,user-id
フィールド 内容 必須項目 group-id グループID ○ user-id ユーザーID ○ グループに複数ユーザーを登録したい場合は、同じグループIDで複数行記載してください。例)group1,user1group1,user2group1,user3また、登録されていないグループID、ユーザーIDを指定するとエラーになります。
- 「登録」ボタンをクリックします。
重要
ユーザー、グループの情報のインポートについてはシステム管理者の権限が必要です。

関連キーワード¶
アカウント、ユーザー、グループ、グループ所属、読込、形式、カンマ、区切り