バージョン3.3.0におけるシートの保存形式の変更について

CELF のバージョン 3.3.0 では、シートの保存形式が変更されました。
新たな保存形式ではシートサイズが小さくなり、シートの表示や保存が速くなる可能性があります。
ここでは、新たな形式で保存する方法について説明します。

新たな形式でシートを保存する方法

バージョン 3.3.0 以降の CELF で新たにシートを作成して保存すると、新たな形式でシート保存されます。
バージョン 3.2.2 以前の CELF で作成したシートについても、3.3.0 以降の CELF でシートを保存し直すことで自動的に新しい形式に変換されます。

注意

新たな形式のシートでは基本的に表示時間および保存時間が短縮されますが、セルの書式が統一されていないレイアウトでは表示と保存に時間がかかる場合があります。
詳細は 隣接するセルの書式はなるべく統一する を参照してください。

ちなみに

シートを保存したCELFバージョンを直接確認する方法はありません。
シートの更新日時をもとに以下のように判断してください。
  • クラウド版をご利用の場合:更新日時が 2022/5/13 以前の場合は、バージョン3.2.2以前のCELFで保存されたシートになります。
  • オンプレ版をご利用の場合:CELFをバージョン3.3.0以降にバージョンアップした日時をお客様環境のシステム管理者様にご確認ください。更新日時が確認した日付以前の場合は、バージョン3.2.2以前のCELFで保存されたシートになります。

公開済シートを公開したまま新たな形式を適用する方法

バージョン 3.2.2 以前に作成して公開したシートは古い形式のままです。
このような公開済シートに対し、公開したまま新たな保存形式を適用する方法を説明します。

シートを公開後修正していない場合

アプリ公開後にシートを修正していない場合は、以下の手順を行うと公開済シートに新たな保存形式が適用されます。

  1. バージョン 3.3.0 以降の CELF でシートを開いて保存する(新たな形式で保存される)
  2. 管理画面にて「公開」ボタンをクリックしてアプリを再公開する
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シートを公開後修正している場合

アプリ公開後にシートを修正している場合、シートを再保存してアプリを再公開すると修正途中のシートを公開してしまうことになります。
そのような場合は以下の手順を行うことで、シートは公開時点のまま新たな保存形式を適用した上で、公開した状態となります。
  1. シートを公開バージョンに戻す

参考

シートを公開バージョンに戻す方法については シートを公開バージョンに戻す を参照してください

  1. シートを保存する(公開時の内容のまま新たな形式で保存される)
  2. 管理画面にて「公開」ボタンをクリックしてアプリを再公開する

注意

上記の操作を行うと、アプリ公開後に修正した内容は失われてしまいます。
そのため、公開後に修正した内容を反映したい場合は、まず上記1の前に修正中のシートをバックアップしておき、上記3の後にそのバックアップしたシートを参考に、シートおよびアクションセットの内容を手動で反映する必要があります。