[FAQ000158]SUM関数の選択範囲を動的に指定する方法はありますか?¶
Q¶
SUM関数を使用して、セルの選択範囲の合計を取得したいのですが、
毎回、集計対象となるセルの選択範囲が変動します。
セルの選択範囲を動的に指定する方法はありますか?
A¶
SUM関数のセルの選択範囲を動的に指定する場合、以下の手法が考えられます。
どちらも同じ結果になります。
①セルに直接記述する方法
SUM関数の引数となるセルの選択範囲を、文字列結合で算出します。
結合したセルの選択範囲の文字列を、INDIRECT関数で間接的に参照することで、
SUM関数の引数としてご利用できます。
例) =SUM(INDIRECT("AB11:AB" & L1))
変動する値は、セルL1にセットされています。
例えば、上記数式のセルL1の値が「20」の場合、
式の結果は「=SUM(INDIRECT("AB11:AB20"))」となります。
②アクションを使用する方法
「セル操作」タブの「セル[ ]に[ ]をセットする」アクションを使用します。
SUM関数を含む全体を文字列として結合し、セルにセットします。
例) ="=SUM(AB11:AB" & L1 & ")"
変動する値は、セルL1にセットされています。
例えば、上記数式のセルL1の値が「20」の場合、
式の結果は、「=SUM(AB11:AB20)」となります。
関連キーワード¶
計算式