外部データベースへ接続する(ODBC)¶
ODBC(Open Database Connectivity) は、関係データベース管理システム(RDBMS) にアクセスするための共通インタフェース(API)です。
CELF ではデータベースの接続先情報を登録することで、標準で内部に用意されているデータベース以外に外部にある任意のデータベースに接続してデータを参照/更新することができます。
ODBC を利用して外部のデータベースに接続するには、PC にあらかじめ接続情報をデータソースとして登録しておく必要があります。
データベース接続先情報を設定する¶
- 「データベース接続先情報登録」ダイアログにて、登録するデータベースの接続先情報を入力します。
[1] 接続ID
外部データベースの接続先の設定に対して付ける任意の名称です。
注釈
- 「データベース接続先管理」画面の一覧で重複しない名称にします。
- 半角英数字のみが使用できます。
[2] データソース名
「ODBC接続」のデータソース名を指定します。
ちなみに
「テーブル管理」画面で接続先データベースを選択する際に表示される名称です。
[3] データベース種類
「ODBC接続」を選択します。
ちなみに
クラウド版 CELF では、「ODBC接続」のみ選択可能です。
[4] ユーザー名
データベースに接続する際に使用するユーザー名を指定します。[5] パスワード
データベースに接続する際に使用するパスワードを指定します。[6] 「登録」ボタン
設定した内容でデータベース接続先情報を登録します。
- 「登録」ボタンをクリックします。
参考
データベース接続先情報を登録した外部データベースのテーブルからデータを取得することができます。詳しくは、外部のテーブルからデータを取得する を参照してください。
注意
サポートするデータベースは、MySQL、Oracle、SQL Server、DB2です。
表示対象オブジェクトは、以下のとおりです。
- MySQL … 指定されたデータベース(スキーマ)に属するテーブル、ビュー
- Oracle … 指定されたユーザのスキーマに属するテーブル、ビュー
- SQL Server … 指定されたデータベースのdboスキーマに属するテーブル、ビュー
- DB2 … 指定されたデータベースの接続時のデフォルトスキーマに属するテーブル、ビュー
また、CELFではシノニム、上記以外のスキーマへのアクセスには対応しておりません。
参考
※動画内の画面は最新バージョンの CELF とは異なる場合があります。
※動画に音声はついていません。
重要
- データベース接続先情報の操作についてはデータベース管理者の権限が必要です。
- ODBC 接続で外部データベースを操作するには、ご利用の PC において以下を行う必要があります。
- ODBC ドライバのインストール
- 上記と同じデータソースの設定
関連キーワード¶
ドライバー