画面別の操作説明(複数シート組合せ)¶
ここでは「Excelファイルからアプリ作成」機能の「複数シート組合せ」タイプについて画面ごとの細かい操作を説明します。
一覧表や単票をアプリにしたい場合は 画面別の操作説明(一覧/単票) を参照してください。
サンプルを使って試してみたい場合は Excelからアプリを作成する機能のチュートリアル を参照してください。
Excelの準備¶
「複数シート組合せ」形式でExcelからアプリを作る場合、下記3つを含むExcelファイルを準備する必要があります。
1. アプリ画面になる「レイアウト用シート」
2. アプリ画面のデータをデータベースに保管できるテーブル形式に変換した「データ用シート」
3. 1. 2のシートをつなぐ「VLOOKUPによる参照設定」
詳しくは
複数シート組合せパターンでのExcelからアプリ作成ガイド
を参照してください。新規アプリ作成¶
全タイプで共通の画面になります。操作説明は、画面別の操作説明(一覧/単票) を参照してください。
取込シートの選択¶
入力フォーマットの選択¶
この画面では、アプリタイプを選択します。ここで選択したタイプごとに、アプリの使い方や画面構成が変わります。このページでは「複数シート組合せ」を選択した際の設定画面について説明します。ちなみに
アプリタイプについては、 アプリタイプを確認する を参照してください。アプリタイプごとの使い方については、 自動作成したアプリの使い方 を参照してください。
シートの取込設定画面¶
1. データ範囲の指定¶
このステップでは、表の範囲と表のヘッダー情報部分のセルを指定します。ここで指定した表の範囲とセルの情報から、アプリのデーターベースを作成し、データベースのアクセスを行います。データ範囲の指定については、[一覧表] の指定方法 、[ヘッダー付き一覧表] の指定方法 を参照してください。
2. 入力項目の指定¶
このステップでは、データベースの項目の詳細設定ができます。詳細設定では、入力規則の設定や検索ボックスの作成有無を指定できます。
- [ヘッダー領域]
項目並び替えボタン ヘッダー項目を並び替えます。アプリのヘッダー検索画面の項目はここで指定した順番になります。 入力セル ヘッダー項目の入力セルを指定します。 ラベル ヘッダー項目のテーブルラベル名を指定します。 入力方式 データの入力方式を指定します。方式には「セル」(セル入力)と「リスト」(プルダウンリスト入力)から指定します。 設定 プルダウンリストのリストの値を指定します。前項の入力方式を「リスト」に指定した場合のみ設定が可能です。 入力形式 ヘッダー項目の入力形式を指定します。この設定内容が作成するテーブルのデータ型になります。 入力チェック この項目に対して行う入力チェックを設定します。 検索項目 ヘッダーの検索一覧画面でこの項目を検索項目に指定できます。 参考
入力チェックについて詳しく知りたい場合は、 入力チェックの指定について を参照してください。
- [表領域]
最大表示行数 データの最大行数を指定します。データ数に合わせて設定してください。大きすぎると表示が遅くなるのでご注意ください。 ソート順設定ボタン 一覧表をどの項目でソートするかを設定します。(複数シート組合せは、同じ条件で一致するレコードが複数ある場合、このソート順の最初の1件が取得されます) 入力列 入力セルを指定します。 ラベル テーブルラベル名を指定します。 入力形式 テーブル項目の入力形式を指定します。この設定内容が作成するテーブルのデータ型になります。 入力方式 データの入力方式を指定します。方式には「セル」(セル入力)と「リスト」(プルダウンリスト入力)から指定します。 設定 プルダウンリストのリストの値を指定します。前項の入力方式を「リスト」に指定した場合のみ設定が可能です。 入力チェック この項目に対して行う入力チェックを設定します。 ソート順 アプリになった時にこの項目に対して設定されたソート順でデータを取得します。 参考
入力チェックについて詳しく知りたい場合は、 入力チェックの指定について を参照してください。
ちなみに
入力方式をリストに設定した場合、アプリ画面から入力できる値はリスト内のデータのみになります。
3.テーブルの設定¶
このステップでは、アプリで使用するテーブルの確認・詳細設定ができます。
- [アプリで使用するテーブルの確認]
- [別シートの追加インポート]
- [テーブルに登録する初期データの設定]
「作成するアプリにシートのデータをインポートする」にチェックすると読み込んだシートのデータをテーブルに保存します。チェックボックスを外すとデータが空の状態でテーブルを作成します。
- [テーブルに取り込みできないデータの修正]
読み込んだシートに初期データとして取り込めないデータある場合、「インポートできないデータの修正」ボタンが表示されます。ボタンをクリックすると「インポートできないデータの修正」画面が開き、データを修正することができます。画面について、詳しくは「インポートできないデータの修正画面」を参照してください。
- [テーブルの切替]
「テーブルカスタマイズ」ボタンをクリックすると「テーブルのカスタマイズ」画面が開きます。この画面ではアプリが使用するテーブルを既に作成済みのCELFテーブルと切り替えることができます。テーブルを切り替えるには、切り替える対象のテーブルを選択し「切替」ボタンをクリックします。テーブルの切替画面が開いたら、「アプリ作成時、テーブルを切り替える」にチェックし、切り替え先のテーブルを選択します。カラムの割り当ては、切り替え前のテーブル項目を切り替え先テーブルのどの項目に割り当てるか設定します。すべての項目の設定をしないと切替えることはできません。設定がおわったら「OK」をクリックすることで、テーブルの切替が完了します。
レイアウトの設定画面¶
- データのアクセス制御の指定
- 保存ボタンの配置の指定
- ヘッダー情報の連携の指定
- 検索画面に表示するヘッダー情報の指定
検索画面に表示するヘッダー情報は「データアクセスの設定」でヘッダー部があるシートが複数ある場合に指定します。この指定は、作成したアプリに自動で作成される検索画面で使用され、指定したテーブルのデータが検索画面に表示されます。ちなみに
検索画面はヘッダー情報を一覧表示し、レイアウト画面に遷移するための画面です。検索画面や生成されるアプリについての詳細は、複数シート組合せアプリの使い方 を参照してください。
- データの表示・入力領域のプレビュー
「データの表示・入力領域のプレビュー」ボタンをクリックするとアプリ画面のプレビューが開きます。プレビューでは、アプリ画面からアクセスするデータベースのテーブルと画面上のセルがどのテーブルの項目を使用するか確認できます。ちなみに
データを入力・参照するセルは「VLOOKUPによる参照設定」で自動的に判断されます。判断されたセルはハイライトされ、アクセスするテーブルの各カラムの横にあるリストボックスでセルを強調できます。注意
この画面でデータを入力・参照するセルがExcelと同じであることを確認してください。Excelと結果が違う場合は、「VLOOKUPによる参照設定」の注意点を確認し、再度Excelファイルをアップロードしてください。
アプリの出力画面¶
クロス表タイプの画面別の操作説明¶
以前のクロス表(β)タイプの画面別の操作説明は こちら を参照してください。注意
以前のクロス表(β)タイプは非推奨になりました。クロス表フォーマットのExcelからアプリを作成したい場合は、「複数シート組合せ」タイプを検討してください。
関連キーワード¶
カスタマイズ