アプリの元となるExcelを確認する

インポートできるExcelの設定

  1. インポートできる設定は 既存Excelからレイアウトを作成する に書いてある注意事項を参照してください。

注意

「Excelファイルから作成」機能でインポートできるExcelは 拡張子が「.xlsx」のExcelのみとなります。「.xls」「.xlsm」はインポートできません。Excel(2007以上が必要)で対象のファイルを開き .xlsx 形式で保存した上でインポートしてください。

アプリに変換できないExcel

  1. 拡張子が「.xlsx」以外のExcel
「.xlsx」以外のExcelはアップロードできません。「.xls」、「.xlsm」、または、「.csv」の場合はExcel(2007以上が必要)で対象のファイルを開き .xlsx 形式で保存した上でインポートしてください。
  1. マクロ、条件付き書式などのExcel機能をつかった設定内容

Excelファイルからはレイアウト情報、および、テーブルデータ情報の取込みのみを行います。

Excelマクロや条件付き書式のように、Excelに設定した情報の取込みはできません。

ちなみに

Excelに設定したマクロをアプリにしたい場合は、アクションをご自身で作成してもらう必要があります。

アクションの作成については アクション作成 を参照してください。

  1. ファイルサイズが1MB以上のExcel

アップロードできるExcelは、ファイルサイズが1MBより小さい必要があります。

1MB以上の場合は、データを別Excelブックに分割するなどして1MB以下にしてからアップロードしてください。

アプリに変換できないシート

  1. ワークシート以外のシート

シート取込で選択できるシートはワークシートのみです。

ダイアログシートやグラフシートは取込みはできません。

  1. シート名に使用できない文字が含まれている

シート名が下記のいずれかに該当する場合、取込みできません。

  • シート名が数字のみの場合(例:1234)
  • シート名に「$」(ドル)、「_」(アンダースコア)以外の記号を使用している場合(例:#Sheet1)
  • シート名に半角スペースを使用している場合(例:Sheet 1)

ちなみに

取込む場合は、シート名を変更し再度Excleファイルをアップロードしてください。

  1. シート内に読込みできない式が含まれている

シート内に読込みできない式が含まれている場合、取込できません。

取込むためには、取込失敗時のポップアップメッセージの内容に従って、対象のセルを修正してください。

読込みできない式の一例です。
  • シート参照で使用しているシート名に解決できない文字(「・」「【」など)が含まれている場合(例:【Sheet】!A1)
  • 構造化参照で特殊項目指定子(@、#)を使用している場合(例:テーブル[@A])

ちなみに

取込む場合は、シート名を変更し再度Excleファイルをアップロードしてください。

  1. [一覧表タイプ] 明細データが1行に2段以上あるシート
../../../_images/img_01137.png
  1. [一覧表タイプ] 一覧表の下にデータがある(フッターがある)シート
../../../_images/img_02117.png

アップロード前にExcelの事前確認(共通)

注意

アップロード後にExcelの修正が必要になると、すべての設定がやり直しになります。Excelの修正がないよう事前に確認します。

  1. 非表示シートがないかを確認する。

Excelアップロードすると、非表示シートも含めたシート名の一覧が表示されます。非表示シートをアプリにする/しないを事前に確認しておきましょう。

アプリにする場合は、レイアウトやデータの内容が間違っていないか確認します。

ちなみに

非表示シートは、シート名を右クリックして出てくるメニューの「再表示」を選ぶと表示することができます。
../../../_images/img_0389.png
  1. 非表示行、列がないかを確認する。
思っていないデータが登録されていないか、非表示行、列を再表示して確認します。
  1. [一覧表タイプ] 2行目以降の書式設定を確認する。

アプリは1行目の書式設定を2行目以降にコピーして作成します。途中行だけ色が違う・フォントが違う場合、出力したアプリと見た目が異なります。


アップロード前にExcelの事前確認(複数シート組合せ)

複数シート組合せ形式は以下の3つの要素を含むExcelファイルを準備する必要があります。
準備したExcelファイルに下記の要素が含まれていることを確認してください。

1. アプリ画面になる「レイアウト用シート」
2. アプリ画面のデータをデータベースに保管できるテーブル形式に変換した「データ用シート」
3. 1. 2のシートをつなぐ「VLOOKUPによる参照設定」
../../../_images/img_0478.png

注意

各要素についても制約事項があります。それぞれの制約事項を確認し、該当していないか確認してください。

レイアウト用シートの制約事項

アプリ画面になる「レイアウト用シート」が以下の制約に該当していないか確認してください。
  • シートで使用しているExcelの書式、関数はCELFでサポートしている書式、関数であること。

データ用シートの制約事項

データベースになる「データ用シート」が以下の制約に該当していないか確認してください。
  • 表形式の領域にセルの結合を使用しないこと。
  • 検索値で使用する列には関数を使用しないこと。

VLOOKUPによる参照設定の制約事項

シート参照の「VLOOKUPによる参照設定」が以下の制約に該当していないか確認してください。
  • 参照設定で使用する関数は「=VLOOKUP」または「=IFERROR(VLOOKUP(~」であること。
  • VLOOKUP関数の[検索方法]のパラメータは「FALSE」であること。
  • VLOOKUP関数の各パラメータにExcelの「名前定義」を使用しないこと。
  • VLOOKUP関数の[検索値]の項目数(&の数)とデータ用シートの[検索値]の項目数(&の数)が一致していること。

関連キーワード

分類、整理、フォルダ、ディレクトリー、ディレクトリ