アプリタイプを確認する¶
アプリタイプとは¶
業務の内容によってExcelの使い方は変わります。アプリの動きも業務に合わせた形で作る必要があります。
「Excelファイルから作成」機能では、どのようなタイプのアプリを作成するかを画面で設定し、その設定に合わせたアプリを自動作成します。
ご自身の業務に合わせて、どのアプリタイプとするかを決めてからアプリを自動作成してください。
共有タイプ(ヘッダーなし一覧表)¶
みんなで1つのExcelを利用し、登録・更新内容を共有するタイプのアプリです。
例)備品貸出台帳:みんなで部の備品の貸出状況を確認・共有するために利用しているExcelシートなど
このアプリタイプを作成したい場合は、 画面別の操作説明(一覧/単票) を参照してください。
「入力フォーマット選択画面」で「一覧表」を選択することで、一つの表をみんなで共有をするタイプのアプリが作成できます。

注意
このタイプでアプリにできる一覧表は、小計行やセルの行結合がなく、1行単位でデータを蓄積していく一覧表に限ります。
小計行やセルの行結合が含まれる一覧表をアプリにしたい場合は、「複数シート組合せ」タイプを検討してください。
集約タイプ(ヘッダーあり一覧表)¶
みんなで同じフォーマットのExcelを利用し、それぞれの担当ごと(担当者べつ、店舗べつ、部署べつ、など)の表にデータを入力するタイプのアプリです。
フォーマットを統一することで、記載した内容がバラバラであったり、必要な情報が足りていなかったり、などの事態を防ぐことができます。
このアプリタイプを作成したい場合は、 画面別の操作説明(一覧/単票) を参照してください。
「入力フォーマット選択画面」で「ヘッダー付き一覧表」を選択することで、複数の表を集約するタイプのアプリが作成できます。

注意
このタイプでアプリにできる一覧表は、小計行やセルの行結合がなく、1行単位でデータを蓄積していく一覧表に限ります。
小計行やセルの行結合が含まれる一覧表をアプリにしたい場合は、「複数シート組合せ」タイプを検討してください。
帳票タイプ(単票タイプ)¶
書類として印刷をする、見やすくするなどの目的で、Excelのレイアウトを固定して利用するタイプです。
例)御見積書:データ入力後、販売先へ送付するために紙に印刷するためのExcelシートなど
このアプリタイプを作成したい場合は、 画面別の操作説明(一覧/単票) を参照してください。
「入力フォーマット選択画面」で「単票」を選択することで、帳票タイプのアプリが作成されます。

注意
このタイプは単票のレイアウト内に表が複数あったり、表に小計行などがある単票はアプリにできません。
表が複数ある場合や、表に小計行がある単票をアプリにしたい場合は、「複数シート組合せ」タイプを検討してください。
複数シート組合せタイプ¶
Excelのレイアウトのそのままアプリの入力画面として利用するタイプです。
このタイプは帳票タイプや共有タイプでアプリに変換するのが難しいレイアウトからでもアプリを作成することができます。
このタイプでアプリを作るには指定の方法でExcelを準備する必要があります。
詳しくは
複数シート組合せパターンでのExcelからアプリ作成ガイド
を参照してください。
注意
以前のクロス表(β)タイプは非推奨になりました。
クロス表フォーマットのExcelからアプリを作成したい場合は、「複数シート組合せ」タイプを検討してください。