複数テーブルを結合して表示する¶
ここでは、上記で説明したような複数テーブルを結合してデータを取得する方法を説明します。
結合条件部から結合条件を指定する¶
「テーブルから複数件取得する」アクション、および、「テーブルからデータの件数を取得する」アクションでは、結合条件部にて条件を指定することで内部結合、または、左外部結合したデータを取得できます。
- 「アクションセット設定」ダイアログを開きます。
- 「制御」タブから「テーブルから複数件取得する」アクションをエディットエリアに設定します。
- 「テーブル選択」ダイアログを開き、「複数のテーブルを選択する」をチェックします。
- 取得元となるテーブルを複数チェックし、「OK」ボタンをクリックします。
- 「テーブル間の結合条件」リンクボタンをクリックします。
- 「結合条件編集」ダイアログにて「基準テーブル」を選択し、「結合条件を追加」ボタンをクリックします。
ちなみに
「基準テーブル」は、「テーブル選択」ダイアログにて選択したテーブルから選択することができます。
- 「テーブル結合条件編集」ダイアログにて、「結合するテーブル」「結合の種類」、および、結合条件を指定し、「OK」ボタンをクリックします。
ちなみに
- 「結合するテーブル」は、「テーブル選択」ダイアログにて選択したテーブルから選択することができます。
- 「結合の種類」にて左外部結合を選択した場合、結合条件を満たすデータ、および、「基準テーブル」のみ存在するデータを取得します。「結合するテーブル」のみ存在するデータは取得しません。
- 「結合の種類」にて内部結合を選択した場合、結合条件を満たすデータのみ取得します。「基準テーブル」のみ存在するデータや「結合するテーブル」のみ存在するデータは取得しません。
- 左外部結合ではどのテーブルを「基準テーブル」にするかで結果が変わりますが、内部結合では結合条件に一致するデータのみ取得するため、どのテーブルを「基準テーブル」に指定しても結果は変わりません。
- 結合条件に内部結合を指定した場合は、検索条件部で結合条件を指定する場合(下記参照)と同じ実行結果となります。
注意
「結合するテーブル」には、基準テーブルや、他の結合条件における結合テーブルと同じテーブルは選択することができません。
- 結合したいテーブルの分だけ結合条件を追加した後、「結合条件編集」ダイアログにて「OK」ボタンをクリックします。
ちなみに
- 「テーブル結合条件編集」ボタンをクリックすると、設定した条件を変更することができます。
- テーブル結合条件の右にあるごみ箱アイコンをクリックすることで、テーブル結合条件を削除することができます。
- アクションセットを保存します。
注意
結合条件部にて条件を指定している場合は、最初に選択したテーブルのうち、基準テーブルや結合テーブルとして選択されていないテーブルが存在すると、アクションセット保存時にエラーとなります。
ちなみに
「テーブルからデータの件数を取得する」アクションでも同様に、結合条件部から結合条件を指定して複数テーブルのデータを取得することができます。
検索条件部から結合条件を指定する¶
データ取得系アクションでは、検索条件部にて結合条件を指定することで、内部結合したデータを取得することができます。
- 「アクションセット設定」ダイアログを開きます。
- 「制御」タブから「テーブルから複数件取得する」アクションをエディットエリアに設定します。
- 「テーブル選択」ダイアログを開き、「複数のテーブルを選択する」をチェックします。
- 取得元となるテーブルを複数チェックし、「OK」ボタンをクリックします。
- 「検索条件」リンクボタンをクリックします。
- 「条件編集」ダイアログにて、テーブルの結合条件を指定します。
ちなみに
- 歯車アイコンをクリックして「テーブルのカラムを選択する」をチェックすることで、右側でカラムが指定できるようになります。
- 左右ともにテーブルのカラムを使った条件を追加することで、テーブルの結合条件を指定することができます。
- 検索条件部で結合条件を指定した場合は、結合条件部にて内部結合で結合条件を指定した場合(上記参照)と同じ実行結果となります。
参考
検索条件の指定方法については、テーブルからデータを1件取得する > 検索条件を指定する を参照してください。
- アクションセットを保存します。
ちなみに
「テーブルからデータの件数を取得する」、および、「テーブルから1件取得する」アクションにおいても同様に、検索条件部から結合条件を指定して複数テーブルのデータを取得することができます。
参考
重要
テーブルからデータを取得するためには、ユーザーに以下の権限が必要です。
- アプリ作成者
また、アプリ作成者についてはテーブルに対する以下の権限が必要です。
- 参照
テーブルの権限設定については テーブルの権限を設定する を参照してください。
関連キーワード¶
select、where、join