クロス集計をする(基本編)

クロス集計とは、与えられたデータに対し、項目を抽出してデータ分析やデータ集計を行う手法です。
例えば、以下のように左のデータを集計して右の表を作り出すことをいいます。
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ここでは、CELF でクロス集計を行う方法を以下の手順で説明します。
  • 集計対象データを設定する
  • 集計方法を設定する
  • 出力方法を設定する

集計対象データを設定する

  1. 集計対象となるデータを、アプリのシート内に用意します。
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  1. クロス集計を行うボタンを用意し、ボタン押下時のアクションセットを用意します。
  2. 「アクションセット設定」ダイアログを開き、「データ操作」タブから「シートのデータをクロス集計する」アクションをドラッグし、エディットエリアに設定します。
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  1. 「シートを選択」ボタンをクリックします。
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  1. 上記1.で用意したシートを選択し、「OK」ボタンをクリックします。
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集計方法を設定する

集計方法を設定するには、縦軸、横軸、集計対象のデータを設定する必要があります。

縦軸を設定する

クロス集計表の縦軸として使用する項目を指定します。

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  1. 「縦軸」リンクボタンをクリックします。
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  1. 「クロス集計項目設定」ダイアログにて、縦軸情報を設定します。
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[1] 列
縦軸として設定する、シート上の列番号(A,B,C,…)を指定します。
[2] 順序
縦軸として指定した項目のデータが表示される際の順序を指定します。「昇順」、または、「降順」を選択することができます。
[3] 合計表示
チェックした場合、その縦軸毎の小計行が表示されるようになります。
例えば、「年月」と「店舗」を縦軸として指定する場合、「年月」の「合計表示」をチェックすると、「年月」毎の小計行が表示されるようになります。
[4] 項目追加
縦軸として指定する項目が複数存在する場合、「項目追加」ボタンをクリックして、縦軸情報を追加することができます。

ちなみに

上記では、縦軸として「商品名」の列(B列)を指定しています。

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  1. 「OK」ボタンをクリックします。

ちなみに

縦軸の「総合計表示」をチェックすると、総合計行が表示されるようになります。

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横軸を設定する

クロス集計表の横軸として使用する項目を指定します。

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  1. 「横軸」リンクボタンをクリックします。
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  1. 「クロス集計項目設定」ダイアログにて、横軸情報を設定します。
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[1] 列
横軸として設定する、シート上の列番号(A,B,C,…)を指定します。
[2] 順序
横軸として指定した項目のデータが表示される際の順序を指定します。「昇順」、または、「降順」を選択することができます。
[3] 合計表示
チェックした場合、その横軸毎の小計列が表示されるようになります。
例えば、「年月」と「店舗」を横軸として指定する場合、「年月」の「合計表示」をチェックすると、「年月」毎の小計列が表示されるようになります。
[4] 項目追加
横軸として指定する項目が複数存在する場合、「項目追加」ボタンをクリックして、横軸情報を追加することができます。

ちなみに

上記では、横軸として「年月」の列(C列)と、「店舗」の列(A列)を指定しています。

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  1. 「OK」ボタンをクリックします。

ちなみに

横軸の「総合計表示」をチェックすると、総合計列が表示されるようになります。

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データを設定する

集計対象となるデータ項目を指定します。

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  1. 「データ」リンクボタンをクリックします。
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  1. 「クロス集計データ設定」ダイアログにて、集計対象データを設定します。
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[1] データタイプ
「列」、または、「数式」を選択することができます。
[2] データ
データタイプで「列」を選択している場合、集計対象として設定する、シート上の列番号(A,B,C,…)を指定します。
データタイプで「数式」を選択している場合、「ヘッダ名」、四則演算子、関数を用いた数式(SUM(ヘッダ名1,ヘッダ名2)/ヘッダ名3 など)を指定します。
[3] ヘッダ名
データを出力する際に表示されるヘッダ名を指定します。
[4] データ追加
集計対象となるデータ項目が複数存在する場合、「データ追加」ボタンをクリックして、データ情報を追加することができます。

ちなみに

上記では、集計対象データとして「売上」の列(D列)を指定しています。

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  1. 「OK」ボタンをクリックします。

出力方法を設定する

  1. 出力方法を設定します。
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[1] 結果表示開始セル
表の出力を開始するセル(一番左上となるセル)を指定します。
[2] 表示色
ヘッダに設定される色を指定します。
[3] 小数点以下の桁数
小数点以下の桁数を指定します。
[4] 集計値をカンマ区切りで表示する
チェックした場合、データ項目の集計結果がカンマ区切りで表示されます。

参考


※動画内の画面は最新バージョンの CELF とは異なる場合があります。
※動画に音声はついていません。

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