セルの値の更新時にアクションセットを実行する(基本編)¶
セルの値変更時にアクションセットを実行することにより、入力された値の即時チェックなど、柔軟なアプリが作成できます。
セルの値が変更された際に動作するアクションを指定する¶
- リボンメニューから、アクションの「アクションセット設定」ボタンをクリックし、「アクションの定義」ダイアログを開きます。
- アクションセットの設定済みセルの「歯車」ボタンをクリックし、「セルを選択」メニューを選択します。
- セルの値が変更された際に動作するアクションセットの対象となるセルを選択します。
セルの値が変更された際に動作するアクションセットの対象となるセルを右クリックし、「アクション」メニューの「セル変更時にアクションセットを実行する」メニューからも設定できます。
注意
式の入力されたセルに対してセル変更時のアクションセットを設定する場合は注意してください。
式が再計算され値が変わったタイミングでアクションセットが実行されますが、セルが表示されていない場合など式の再計算のタイミングは保証されておらず、意図したタイミングでアクションセットが実行されない場合があります。
アクションでセルの値を変更した場合、通常はそのアクションセットが最後まで完了した後に値変更時のアクションセットが実行されます。
ただし、アクションセットがモーダル画面(※)を表示する場合、モーダル画面を表示したタイミングでそのアクションセットの実行は中断し、値変更時のアクションセットはその時点で実行されます。(中断したアクションセットはモーダル画面を閉じると実行が再開します)
※その画面の表示中に、表示元である親のシートが操作できない画面。「メッセージをポップアップで表示する」アクションや、「アクティブウィンドウ以外は操作させない」をONにした「シートを新規ウィンドウで表示する」アクションなどで表示されます。
セルに表示される値が変更された場合のみアクションセットが実行されます。 同じ値を再入力した場合や、式の結果が変化しない場合は実行されません。
ちなみに
CELF では、アクションセットを実行するタイミングとして以下の3つの中から選択して関連付けることができます。
- ボタンクリック時
- シート表示時
- セルの値変更時
シート表示時のアクションセットの選択については、 シートを表示した際に動作するアクションを指定する を参照してください。
参考
セルの値が変更された際に動作するアクションセットの応用した使い方を セルの値の更新時にアクションセットを実行する(応用編) にて紹介しています。
参考